留学後に現地就職した学生の割合は6%程度しかいない事実

今朝、Twitterでこんな記事を見つけた。

www.businessinsider.jp

アメリカの大学に進学した日本人にとって現地での就職は非常に厳しいが、日本の就活はそれに比べて群を抜いてやさしいということがわかりやすく書いてある。自分も初投稿の記事で書いたが、カナダで就職しようとしたら面接できなかったからうなずける。

記事にあるように現地の学生であっても、「150社受けてやっと1社から採用通知をもらった」と言われるくらい、アメリカの新卒の就職はもともと厳しいのだ。

もし日本がこんなに厳しかったら150社も受ける前に自ら就職することを諦めてしまうだろう。それとは反対に日本で就活したら「受けた会社全部から内定を取った」という話は極端すぎる例なのであまり鵜呑みにしないほうがいい。

アメリカは成果主義が強く、無事就職できたとしても仕事で満足な結果をだせなければすぐクビにされる。リストラもしばしばあるので、いつでも転職ができるように身構え続けなければならない。そう考えるといくら優秀であっても仕事のプレッシャーに押されて心を休める余裕なんて無いと思う。

この記事でもそうだが、カナダでも大学卒業シーズンになると卒業生の就職難が取り上げられて、「STEM専攻すればよかった」みたいなことがよく書かれる。だがSTEMを専攻した僕の経験上、専攻がSTEMだからといって就職は大して有利にならない。あれは就職ができない文系出身の人間が口をそろえていう決まり文句みたいで嫌いだ。そもそも彼らのような文系出身の人が、難易度が高いSTEMを専攻してちゃんと卒業できるのか疑わしい。

日本で就活すればさほど苦労することなく大手企業や人気企業からの内定をもらえるような人であっても、アメリカの現地就職となれば状況は全く異なる。新卒と転職者の線引きがないアメリカでは6%程度の就職率になるのは当然のことだ。職歴がない新卒はおとなしく日本で就職したほうが今後のためだろう。